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Introduction前書き

皆さんはラブレターを書いたことがありますか?
 例えば、次に挙げる和歌も恋愛について詠ったものです。
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 筑波嶺の峰より落つる男女川(みなのがわ)
 恋ぞ積もりて淵となりぬる

 「筑波山から流れ落ちるわずかな雫が、やがて深い淵となるように、あなたを思う私の恋心もだんだんと深くなってしまった」という意味。 「淵」とは、流れが滞って深く水をたたえているところ。作者の陽成院は、第五十七代の天皇。この歌を送られた綏子内親王は、後に陽成院の妃になりました。 (絵あわせ百人一首「筑波嶺の…」 | にほんごであそぼ | NHK for School より引用)

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 このように、日本人は古来よりラブレターで気持ちを伝えてきました。ある時は和歌、ある時は章句に、相手への想いを託していたのです。
 また、近代の文豪達も、その多くが愛する人へ向けた手紙を残しています。ラブレターは日本における確立された告白のセオリーだったのです。
 昔はともかく、インターネットの普及した今日で何故あえてラブレターなどというアナログな方法を選ぶのか、不思議に思った方も多いでしょう。 しかし、このような時代だからこそ、きちんと文字にして告白することも重要ではないでしょうか。便箋やペンに始まり、単語、言い回しなど、相手のことをじっくりと 考えて悩む時間は私たちの人生を豊かにしてくれるものの一つとも言えます。
 けれども、いざラブレターを書くという覚悟を決めても、どのように綴るのが正解かというところで躓いてしまう方も少なくないと考えられます。 そこで、私たちはそのような方々の手伝いをすべく、このサイトを制作しました。ここで想定している状況は『片想いをしている女性が付き合っていない相手に告白する』 というものですが、このサイトにまとめたポイントは他の場合(例えば長年連れ添った夫婦が今更言いにくい日々の感謝を伝える時など)にも役立つでしょう。
 このサイトをご覧になった方が大切な相手に想いを伝えられることを切に願っております。


【Google Slidesで作成】

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