大陸横断鉄道建設のためアジア諸国特に中国から多くの労働者が入りました。 鉄道完成後、米国人の仕事先確保を目的として、中国人労働者や日本人労働者の移住を禁じ、その分を米国人に回す政策を取りました。
カルフォルニアにおいて金が発見されると財産を作ろうと様々な場所で様々な人種の人々が、金をこぞって採掘しました。 目に見えて金資源が減少すると、カリフォルニア州議会は自国民の利益独占のためにラテンアメリカ系と、中国系の人々に対して、金の採掘禁止を含む迫害をしました
アメリカの議会で可決され人種を理由に移民を禁じたアメリカ初の法律ができた。 これにより中国人労働者はアメリカへの入国を禁じられ、在米中国人はアメリカの市民権が得られなくなった。 この法律は1943年に中国人のアメリカ帰化を許すマグナソン法が制定されるまで続いた。
第二次世界大戦にもなると、日系人は敵国のスパイと疑われて、ドイツのアウシュビッツとまではいきませんが強制収容所に隔離されました。 外人収容所として最も有名なマンザナール戦時轉住所では、夏は砂漠特有の灼熱、冬は極寒の中、熱対策のされてないバラックで 農作業を行わされました。アメリカ合衆国政府はのちに「人種的な偏見、戦時中のヒステリー状態、政治的リーダーシップの失敗が動機となった」 とし、謝罪を行うほどのものでした
日本から車の輸出が増え、デトロイトを中心として、アメリカの自動車工業が衰退していきました。 このころになると、その工場で働いていたもののそれををきっかけに解雇された労働者たちが日本(アジア)に不満を持つようになり、 不買運動や差別感が助長されるきっかけとなりました。
covid 19は2019年12月から中国でその存在を表し始め2020年2月から他国でも猛威を振るい始めました。そのころから、 上のグラフのようにアジアンヘイト へ興味関心は急激に上昇しています。彼らからしてみれば中国人も韓国人も日本人も 皆同じアジア人で、(我々がゲルマン人とアメリカ人を顔で見分けられないのと同じことです)その文化圏では、中国がウイルスの起源だという説が一般的です。そのような理由からアジア人は ウイルスをばらまき、世界を恐怖のどん底に追いやったものとされ欧米諸国では差別対象になっているのです。