はじめに

高齢ドライバーによる痛ましい交通事故が後を絶ちません。
メンバー自身、交通ルールを守らなかった高齢ドライバーにより負傷したことがあり、他人事とは思えません。
高齢ドライバーによる事故の背景には何があるのか、どうすればいいのか。少子高齢化が進む日本で生きる僕達にとって、すぐにでも向き合うべき課題だと思ったことが、このホームページを作るきっかけとなりました。
僕達にも車を運転する祖父母がいます。大切な祖父母ですが、僕達に老化を止めることはできません。人は誰しも老いていきます。
いずれは「交通弱者」となり得るでしょう。

「高齢ドライバーによる悲惨な事故を少しでも減らしたい。」
「いま、全国各地で交通弱者対策が行われていることを知ってもらいたい。」
その2つがこのサイトを作った主な目的です。
高齢者に優しい社会は他の年代の人々にとっても生きやすい社会になり得ると思います。
Save the　交通弱者。
交通の課題について僕達と一緒に考えてみませんか。

交通弱者とは… 日本大百科全書によると、「交通弱者」とは、自動車中心の社会において、年少者、要介護者、一部の高齢者や障がい者など、自分で運転することができず、自家用の交通手段がないため公共交通機関に頼らざるを得ない人。とくに公共交通機関が整備されていないため、買い物など日常的な移動にも不自由を強いられている人をさす。また、交通事故の場合には、自動車（加害者、強者)に対して被害者となりやすい子どもや高齢者などの歩行者をさす。