以前、S.Kの住むエステートのポストに一枚のチラシが入っていました。それは「ヨウム」という鳥が逃げ出したので、見つけたら知らせてほしいという内容でした。なぜか興味が湧いたS.Kは調べてみると、ヨウムはとても頭の良いオウムの仲間であり、中央アフリカの生息地では森林伐採や密猟が原因で個体数が激減し、絶滅危惧種IB類に指定されていることがわかりました。この話を今回のメンバーである友人たちに話すと、私たちも密猟などを行う人間への憤りを感じるとともに、「絶滅危惧種を守るにはどうしたらいいのか?失われた種を復活させる方法はあるのだろうか?」と疑問が湧き、調べてみようと話し合いました。
話すにつれて、絶滅危惧種への関心を持ち、守る方法や復活させる方法について知ることが、まずは重要だと考えました。SDGsが叫ばれる昨今、絶滅危惧種への関心が高まっていますが、実際に何か行動を起こすのは難しいと感じることが多いものです。そのため、私たちはまず「絶滅危惧種を知る」「絶滅危惧種を守るためにできることを知る」ことから始めるために、このサイトを作成しました。
なお、余談ですが、逃げ出してしまった「ヨウム」は傷ついた状態でしたが、無事に飼い主の元に戻ったそうです。