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用賀皮膚科クリニック様インタビューを踏まえて整理した診断ロジック

用賀皮膚科クリニック様へのQ&Aインタビューを通して、SKINUの診断ロジックは「ニキビをどう扱うか」「どの段階で医療につなぐべきか」という点を、より明確に整理する形になりました。とくに赤ニキビへの考え方や、肌タイプ分類の難しさに関する指摘は、診断設計を見直す大きなきっかけになっています。

ニキビの扱いと受診判断の整理(NI・DEスコア)

インタビューの中で強調されていたのは、「ニキビができたら受診してほしい」「赤ニキビは市販薬では対応が難しい」という点でした。赤ニキビは菌の増殖や炎症が起きている状態であり、抗生物質による治療が必要になるケースが多いこと、またクレーター状の跡は化粧品では完全に治せないため、そもそも赤ニキビを放置しないことが重要だという考え方が示されました。

  • これを受け、SKINUではDEスコアが高い場合に商品推薦を控え、皮膚科受診を優先的に案内する設計にしています。
  • 「今できているニキビをどうするか」だけでなく、「跡を残さないために今どう動くべきか」という視点を、診断結果に反映させました。

肌タイプ分類と「乾燥肌」判断の調整(AU・SMスコア)

「皮脂分泌が多い人は、自分の皮脂が保湿剤の役割を果たしていることが多い」

「見た目がカサついていても、実際には乾燥していない場合がある」

「ニキビが多いなら、乾燥感があっても脂性肌寄りに考えた方がよいこともある」

という指摘は、肌タイプ分類を見直す大きなヒントになりました。

  • これを踏まえ、AUスコア(水分)とSMスコア(皮脂)を単純に分けて判定するのではなく、それぞれがニキビ傾向(NI)にどう関係しているかを考慮する設計にしています。
  • niAddonFromAUやniAddonFromSMといった補正は、乾燥と皮脂、ニキビの関係が一筋縄ではいかないことを前提にしたものです。
  • また、determinePrimarySkinType関数では、dryとoilyの差分を見てcombinationを判定するなど、肌状態を一つに決めつけすぎない分類方法を採用しています。

毛穴トラブルの捉え方(NIスコア)

「高校生の年代で『毛穴が目立つ』という場合、多くは毛穴に皮脂が詰まった黒ニキビ(面皰)を指していることが多い」という指摘も、診断設計に反映しています。

  • この考え方をもとに、毛穴の目立ちを単なる見た目の悩みとして扱うのではなく、ニキビの初期段階として捉える設計にしました。
  • C2(黒ニキビ)に関する質問やNIスコアの評価は、早い段階でのケアにつなげることを意識しています。

日焼け止めの位置づけと製品選び

「将来のシミや皮膚の老化を防ぐためにも、日焼け止めは使っておいた方がいい」

「ニキビがある場合は、さっぱりした質感のものを選ぶとよい」というアドバイスは、商品推薦ロジックにおける日焼け止めの扱いを整理するきっかけになりました。

  • SKINUでは、日焼け止めを単なるオプションではなく、将来を見据えたケアとして位置づけつつ、ニキビ傾向がある場合には使用感(textureIdx)や皮脂コントロールのしやすさを重視した商品が上位に来る設計としています。