打ってみよう

私たちも以下のような点字板を使って実際にやってみました。
点字版の写真
  1. 点字器は、連結した方を左側にして、用紙の上のふちと点字器の上のふちの間を約5ミリあけて用紙を挟みます。
    点字版の用紙の挟み方の写真
    そのとき、用紙が裏板の四隅にある針に刺さることが大切なので、上からしっかりと押さえます。

  2. 点字版に用紙を挟んだ時の写真
  3. 点筆は、上の平らな部分を人差し指の内側にあて、親指、人差し指、中指の3本で握り、紙に垂直に下ろします。

  4. 点筆の持ち方の写真
  5. 標準的なB5サイズ相当の点字用紙を使用する場合、点字器の最後の行まで書いたら、紙をはずし、紙押さえの下の針で空いた穴を上の針にはめ換えて用紙を挟み、書き続けていきます。
  6. 点字で新しく文章を書き始める場合、または、文章が一段落して行が改まっている場合は、
    2マス開けて3マス目から書き、2行目以後は、1マス目から続きを書きます。
  7. 続けて書くべき1つの語が行末に入りきらない場合は、その1語全体を次の行に書きます。
    途中で切って2行にまたがらせることはしません。
    したがって、点字では必ずしも行の最後のマスまで文字を書くとは限りません。
    言葉の切れ目、すなわち、マスを開けるところで、その行を終わり、次の行へと進みます。
    そのため、行末にいくつかのマスの無駄な空白ができることになります。

  8. 出来あがりはこんな感じです。
    点字 出来上がりの写真

注意


右側から打つ。でないと、読むときに文章がおかしくなります。
下の写真は凹んでいる方(打った側)からみ見たものです。
右から打った時の写真

感想


私たちが作ったホームページを利用して打ってみました。
はじめて点字を打って、最初はなれなくて、難しく感じたけれど、50音書きのページをみながらすると、ほんの少しなれてきました。50音書きのページがあるとすごく便利でした。
実際に打ったあと、目をつぶって点字を手で触ってみましたが、まったく分かりませんでした。
それだけ、私たちは目から情報をえているということがよく分かりました。