HOME大地と私たち火山の形を再現しよう

火山の形を再現しよう

ここで学ぶこと

  • 火山の形の、マグマのねばりけの強さによる変化を確かめる実験です。
  • この実験では、ねばりけを強・中・弱・最弱の4つで行いました。

実験

準備物
・発泡スチロール
・ラップ
・台(写真では三脚)
・ビニール袋
・小麦粉
・きな粉
・カッターナイフ
実験の手順
 まず、発泡スチロールの中央に直径3cmほどの穴を開けます。
 発泡スチロールをラップでおおい、固定します。発泡スチロールに穴を開けたところは、ラップにも穴を開けます。
 上で作ったものを、三脚の上に乗せます。
 次に、マグマの代わりとなるもの(擬似マグマ)を作ります。小麦粉ビニール袋に入れて、混ぜます。

(今回は、一定量の小麦粉に対する水の割合を変えることで、ねばりけの強さを変えました)
 小麦粉と水の入ったビニール袋を、発泡スチロールの穴に固定します(セロテープなどを使うとよい)。
 ビニール袋を下から軽く押し、左の写真のように擬似マグマが少し出るようにします。
 その上からきな粉をのせて、軽く指で固めます。このきな粉が、マグマの上にある地面の代わりとなります。
 下から、ゆっくりと擬似マグマを押し出して、擬似マグマがどのような動きをするのかを観察します。
結果
分かったこと
 擬似マグマのねばりけが弱いほど平べったく、ねばりけが強いほど、高くあまり広がらない形の地形ができました。このことから、火山の山の形は、マグマのねばりけによって、異なるということが分かります。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
NATURE TRAVEL〜自然との旅〜 by チーム130133 is licensed under a Creative Commons 表示 - 非営利 2.1 日本 License.