6. クリエイティブな職人達 >>FERRARIトップへ
今から20年ぐらい前、フェラーリに2つの選択肢があらわれた。
国際的な競争の中で、機械での近代的な大量生産をしていく道か。 伝統的な職人たちを中心に、手作業での少量生産でやっていくか。 |
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日本では大量生産の方を取った企業が多くあるわね。 | |
ところがフェラーリはその2つから選ばなかった。 | |
どういうことだ? | |
機械という最新の技術と、熟練した職人の技。
この両方をあわせた、イタリア独自の企業をめざしていくことにしたんだよ。 |
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いいとこ取りの企業、ってところね。 | |
このような職人はじつはフェラーリには2,3人しかいないんだ。
もし彼らが全員会社を休んでしまったら、その日は車は作れなくなってしまう。 しかしそれでもいいとフェラーリは考えているんだ。彼らのような職人がいるからこそできる車、 それをフェラーリはつくり続けているんだね。 |