3. 法外価格禁止の法則 >>Louis Vuittonトップへ
それにしても、ルイ・ヴィトンの品物って高いよな・・・。
ブランド物だから、仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど…。 |
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ルイ・ヴィトンの価格設定が高いのは、決してブランド力のせいだけじゃないよ。
製品には、それ見合った素材や製作のしかた、輸送の費用がかかってるんだ。 それらに一流のものを選んでいるルイ・ヴィトンの製品が、他の製品よりも値段が高くなっているのは、当然といえば当然だよ。 |
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なるほど…。 | |
それに、ルイ・ヴィトンは必要以上に高い値段を、自分達の商品にはつけたがらない。
これには、1970年代の日本がいい例になるんだ。 |
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え?どういうこと? | |
当時の日本は、いわゆる『高級品ブーム』というやつで、高級なものを高い値段で買えることが、
自分たちが裕福である象徴だったんだ。そこで、ルイ・ヴィトンの商品は、 日本の業者が勝手に通常の価格の2〜2.5倍で売っていたんだよ。 |
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ただでさえ高いのに、そんなに!?不況の今じゃ考えられない話だな… | |
しかしその必要以上に高い値上げに、ルイ・ヴィトン自信が反対したんだ。
彼らとしては自分たちの商品に、そんな法外価格をつけられることが耐えられなかったんだ。 |
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ちなみに『法外価格』っていうのは、本来の値段よりも、不当に値上げした価格のことよ。 | |
へぇ……って、知ってるよ、それぐらい! |