INDEX>TOP>CATALOG>TOYOTA

3. トヨタ式企業革新                                                               >>TOYOTAトップへ

<<戻る(2. トヨタ方式の源流)

で、アメリカに追いつくために、具体的には何をしたんだ?
まずはムダを徹底的になくした。不良品出さないようにして、常に最高の品質の商品を作る。
さらに、商品をつくっている作業のことを『働き』と呼んで、
商品になんら関わりのない作業のことを『動き』とよんで区別している。
『ムダを徹底的になくして、動きではなく働きだけで生産しろ』という言葉が、
商品生産の柱になったんだよ。
『働き』と『動き』をちゃんと区別したりしているところに、厳しさを感じるわね・・・。
こういうトヨタの経営方式は、今までのシステムを完全に変えた、まさにアメリカに勝つための方式だといえるね。
追いつくどころか、追いつくための企業改善だったんだな。
さらに、その後のオイルショックやバブルの崩壊などさまざまな危機を、
トヨタはそのつど臨機応変にのりこえてきた。
これ、つねに高みをめざして経営をしていく、トヨタだからこそできたんだね。

>>進む(4. トヨタが進化し続ける理由)