☆てんびん座

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おもに見える時期:夏
20時に南中する日:7月6日
代表的な星:(肉眼二重星のα星)
その他:黄道十二星座のひとつ。9月24日〜10月22日生まれの誕生星座。 


〜神話〜
 世の中が黄金の時代と呼ばれていたころは、神々も、人々も、動物もみんな幸せに暮らしていました。
なかでも、女神アストラエアは、人の良き友として正義を説き聞かせることにつとめていました。
 やがて時は移り、少し色あせた銀の時代が始まると、人の上に立つことを望む者や、人の物を奪おうとする者があらわれるようになります。
神々は人間の心変わりに驚き、次々と天界へ引き上げていってしまいました。
 さらに、銅の時代になると、嘘と策略と暴力がはこびりだし、剣をつくって戦いあい、お金が幅を利かせるようになりました。
こうなっては、女神アストラエアでもどうにもできず、自分の説く正義がかえりみられなくなったと悟ると、とうとう天界へとかけのぼっておとめ座となり、正義を裁くための天秤はてんびん座になったといわれます。