☆レクチル座

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20時に南中する日:1月14日
代表的な星:ζ(ツェータ)星
その他:星が小さなひし形を作って並んでいるところがレクチル座です。

18世紀、フランスの天文学者ラカイユによって作られた星座です。

レクチルとは、望遠鏡に付属する小さな望遠鏡「ファインダースコープ」などに張られている「十字線」の事です。レクチルで天体をとらえ、本体の望遠鏡の視野に目標が入るようにします。
昔のレクチルは十字ではなくひし形に線が張られていたため、レクチル座はひし形になっています。
ラカイユ自身が南天の星々を観測したときに用いた望遠鏡に張られたレクチルを記念して、この星座にしたといわれています。

日本からは、石垣島や宮古島で星座全体の姿を見ることができます。