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中学生でも作れるよ! 身近なもので簡単手作り!



     
小型風車制作記へようこそ!

 全国中学高校Webコンテストに参加し、このサイトを作るきっかけは、自然エネルギー研究班の熱い想いからでした。昨年、化学研究会に所属していた時、燃料電池の研究論文を研究会OBに提出したところ、ダメ出しをされ挫折したところから始まります。( 化学研究会は退会し、フリーの研究者に! )  現在は、物理研究会に所属。(k)

私達は物理・化学といった分野別に学習するのではなく、両分野を融合した自然エネルギー全般を学習したいと思い、色々な方法を探りました。その時、たまたま、読んでいた小型風車制作本の巻末に、日本大学で行われている風力発電コンペのことが書いてありました。そこで早速見学に行き、担当教授に相談しました。すると、その大会に中学生で参加できることになりました。

その後、東京理科大学、千葉大学、筑波大学、つくばエキスポセンターなどで学びながら今日に至りました。3人で実験活動をしていると次から次へと疑問がわいてきます。頼る先生は身近にはいませんでした。( 風車工学、映像・HTMLの分野 )

そんなときに、様々な外部の先生方にご指導頂き、「失敗の連続」を乗り越えてきました。こちらから、情熱を持って訴えかければ、必ず協力してくれる方は現れます。疑問があったらそのままにしないで、解決する方法を探し、あきらめずに挑戦することの大切さを今回学びました。



課題研究や自由研究は一体どうやったらよいのか……。お悩みの中学生は多いと思います。僕たちもそうでした。そんな中学生の助けになれば!と思い、小型風車の制作過程を公開しようと考えました。僕たち普通の中学生でも出来たのだから…。熱い想いを持って追求し続ければ、望みはきっと叶うと思います。


当サイトは、小型風車の制作、風洞の制作を通しての実験方法、結果および理論を中心に載せています。この内容は論文コンクールにも提出しております。朝永振一郎記念第9回「科学の芽賞」

また、都立小石川中等教育学校での様々な活動風景も載せています。楽しい中学生活が垣間見られます。このサイトづくりを通して撮りためた映像・写真を集めて構成し、映像コンクールにも提出しました。第13回全国こども科学映像祭
少しでも興味がわいたようでしたら、ぜひご覧下さい。よろしくお願いいたします。

全国の中学生の皆様のお役に立てれば嬉しいです。Staff一同


 

新着情報

2015年2月24日
第4回つくば科学研究コンテスト兼茨城県高校生
科学研究発表会と日本物理学会Jrセッションでの
発表準備中です。
小石川自然エネルギー研究班は一年中
全力で頑張り続けます!!


2015年2月23日
第17回全国中学高校webコンテストにおいて、
最優秀賞、文部科学大臣賞、日本オラクル特別賞、
プラチナ賞を受賞いたしました。
ご協力くださった方々にお礼申しあげます。
ありがとうございました。

※ 追加情報、スタッフブログ等、随時更新していきますので、今後ともよろしくお願いします!
   
2015年1月1日
新ホームページアップしました。



2014年12月24日
WebコンテストのTOP50、セミファイナリストに選ばれたため、ホームページ改変作業に入りました。



2014年12月20日
筑波大学ギャラリーへ行きました。先生方のお話を聞き益々、物理学に興味がわきました。



2014年12月14日
本ホームページ作成過程で撮りためた「映像」で、映像コンクールに出品しました。




2014年12月6日
飛行の原理・翼の研究に参加しました。





2014年11月14日
本ホームページ記載の「簡易空気の流れ可視化装置」で発明コンクールに参加してみました。





2014年11月10日
ホームページをサイトアップしました。




2014年11月8日
サイエンスアゴラに参加しました。


2014年11月2日
本ホームページ記載の風車で風力発電コンペに参加してみました。



2014年10月18日
本ホームページ記載の「トンボの羽根」で風車を作り、論文にしました。







2014年9月8日
いよいよ行事週間が始まります。3階物理室横で 自作大型風洞を展示しています。(N)




2014年8月7日
ホストファミリーの皆さんと一緒に「翼の周りの空気の流れ可視化実験」をやりました。 (K)



2014年8月6日
ミュージアムに行きました。アボリジニの作ったブーメランが気になります。 帰国したら「ブーメランはなぜ戻る?」について研究します。 (K) 
 

 

2014年8月3日
オーストラリア研修に出発しました。現地では、化学実験「塩と塩基」をやる予定ですが、僕は簡易風洞装置を持参し たので、風洞物理実験もしてみました。(K)

      

2014年7月1日
H.P作成班を募集しました。





自分で作る風力発電(簡単ポイント解説)


ハブダイナモの分解と穴あけ

 まずは、自転車のハブダイナモを手に入れましょう。
ネットで検索すれば2000円ほどで買えます。 シマノのDH−2N30−J 定格電圧6V定格出力2.4W です。
 
内部にあるベアリング部分の余分な油をふき取り、ミシン油を入れます。そして、スポークの穴(18穴)をドリルで5ミリ程度の穴に広げます。


 交流から直流へ
 
自転車の発電機(ハブダイナモ)で発電される電気は、家庭のコンセントと同じ交流です。これを直流に整流して携帯の充電に使えるようにします。

 写真上が全波整流回路。写真右が携帯電話の充電回路。これらの部品は、全て秋葉原のパーツショップで買いました。合計1000円未満で揃います。はんだ付けは初心者の僕でも出来ましたので、中学生ならできますよ。



 ブレードづくり         
 PP板は1o前後の厚さのものが100円ショップで売っています。ここでは、ブレード1枚(長さ約35p、幅約15p)のものを制作します。PP板はとても柔らかいので簡単にカッターで切れます。ポイントは6枚のブレードをいかにして同じ重さ・形に切るかです。固く感じた場合は、お湯で温めてたり、煮てみると良いです。

 出来上がったブレードをハブダイナモに取り付けるときに、ピッチ角30°程度をつけます。この角度によって回り方はだいぶ変わるのでいろいろ試してみてください。取り付ける際に「スペーサー」という金属の円筒を使いました。5o穴で長さ2p程度で4コ入りで150円くらいです。他にL字の金属板 (アングル)でも代用できます。

 土台づくり 
 左写真の土台は家具用のパイプを組んだものです。簡単に手軽に2000円程度で揃います。ただ風速5m/秒程度には耐えることができますが、それ以上ですとぐらつきます。支柱にアルミのL字アングルを取り付けることをお勧めします。

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