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Heart of Hospitality 〜おもてなし〜

歴史 <江戸時代>

4つ目は江戸時代です。
この時代は庶民の間でもおもてなしという風習が広まりました。この時に「江戸しぐさ」というものができたという説があります。この江戸しぐさには存在する・しないで諸説ありますが、会ったものとしてここでは話を進めていきます。

 

「しぐさ」は「思草」という漢字を書き、そこからわかる通り、自分の思っていることが行動に出る、ということです。江戸しぐさの代表的なものとして、「傘かしげ」や「肩引き」、「こぶし腰浮かせ」というものがあります。

この3つは現代、誰でも思い浮つき、行動することができます。このような思草は他にも沢山江戸時代に考え出され、実行し、口頭で伝えられ、現代の私たちは身につけてきたといわれています。

商売は人付き合いを上手にすることができれば繁盛するものです。「江戸しぐさ」は商売で繁盛するために江戸の商人たちが考え出したものです。そこから商人だけでなく、一般庶民の間にも広がりました。「江戸しぐさ」は人付き合いが上手にできるための基本ノウハウであったと言えるでしょう。

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