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トップページ>忍者大百科>②道具から見る忍者の活動>川越歴史博物館見学レポート
見出し

私たちは3年生一人と2年生一人、1年生二人で忍者についての知識を深め、またサイトに掲載する写真を撮影するために、埼玉県川越市の川越歴史博物館に見学に行ってきました。
見学レポートをこのページに掲載しています。

川越歴史博物館は、主に川越の歴史に関係する歴史資料(甲冑や剣など)を展示している博物館です。
実物主体の展示を行っているというのが大きな特徴で、レプリカ等は一切展示せず、本物の展示物から本物の正しい歴史を学び感じることができることができます。
また首都圏の歴史博物館では珍しい、忍者に関する展示も行っていて、手裏剣や忍者の服なども全て実物を展示しています。

この度は館長の西山様が案内してくださり、手裏剣や忍び刀などの忍者が実際に使っていた道具を触らせていただいたりと、私たちは忍者に関する知識を深めることができました。

説明を頂いた中で私たちが特に印象に残ったことを二つ紹介します。

一つ目は、折りたたみ手裏剣についてです。

私たちは折りたたみ手裏剣という折りたたんでコンパクトにできる手裏剣を実際に触らせていただきました。
折りたたみ手裏剣はツメと可動式のネジがあり、折りたたんで一本の棒にすることができます。
この仕組みは現代の折りたたみ可能な製品でも見られる仕組みであり、現代でも使われている技術が忍者が最も活躍した戦国時代にもあったのだなあ、また当時にこんな仕組みを加工できる高度な鉄加工技術があったのだなあと感銘を受けました。
さらに、このような手裏剣などの道具は忍者が自分自身で作ったという話も伺い、大変驚きました。

二つ目は、忍び刀と普通の刀との違いについて実際に触らせていただき実感したことです。

本文中でも説明していますが、忍び刀と普通の刀の違いは刃が曲がっているか曲がっていないかという点です。
忍び刀は塀などを乗り越えるときに足場にできるように刃が真っ直ぐになっていて、下げ緒という刀を足場に使った後に回収できるようにしたひももついています。
1年生(T)は普通の刀を振り回すちょっと危ない?体験もさせていただきました。
ピカピカの切れ味のよさそうな刀を振り回させてもらったので、筆者(三年/グループリーダー)は怖くてヒヤヒヤした思いをしました…

最後に、川越歴史博物館様、私どもの勝手を申し上げてしまいましたが快く引き受けてくださり、誠にありがとうございました。

川越歴史博物館の情報

・ HP (http://www.kawagoe-rekishi.com/) を参照してください。

川越は交通の便がよく、小江戸の風情を感じられる非常によい場所です。
私たちはメンバーのほとんどが横浜在住ですが、川越のアクセスのよさに驚きました。
皆さんもぜひ一度川越観光に行ってみてはいかがでしょうか。

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