パーム油についての島

パーム油とは何か、3つの観点から詳しく知ろう!



パーム油って?
生産について
消費について
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パーム油って?
 

そもそもパーム油ってどんなものなのっ?
まずはパーム油とは何かにズームしよう!            

パーム油とはアフリカ原産のアブラヤシ(英語でoil palmと言う)の果実や種子から得られる植物油のことを言うよ。
中南米では15世紀からその果実は食べられていたんだ!
成長したアブラヤシの木は25mにもなり、ウズラの卵くらいの果実がたくさんくっついた果房(重さはなんと約40㎏)が生るよ。

実は普段よく見かける洗剤、塗料、ろうそく、インク、化粧品、マーガリン、パン、
ファストフードの揚げ油、チョコレート、スナック菓子、冷凍食品、シャンプー、
石鹸、カップ麺、アイスなどの食品をはじめとする多くの製品を作るために使われているんだ。 
 
こんなものにまでパーム油が入っているんだっ!!おどろきっ!!



なぜパーム油はとても多くの食品に含まれているの??             
それはパーム油の持つ2つの性質が生かされているからなんだ。
①固体のパーム油の性質:温度があがると滑らかになる→チョコレートやマーガリンに多く用いられているよ            
②液体のパーム油の性質:酸化しにくい→即席カップめん、スナック菓子、揚げ物の冷凍食品などの賞味期限の長い加工食品に用いられているよ

そのような性質があるから多くの製品に応用されるんだねっ!

ちなみにヤシの木には2つの種類があり、
パーム油が採られるアブラヤシとココナッツが採られるココヤシ は違うものなんだ。
身の回りの製品に多く含まれているパーム油は私たちの生活を支えている物なんだね。


 
左から、アブラヤシの果実、果房、木々↑
写真の提供:「帝国書院」


下のページでパーム油の「生産について」ズームしよう!
  
 

 

  
生産について
 

アブラヤシってどこで生産されているの??
マレーシア、インドネシア、タイなどの東南アジア諸国が主な生産地となっているんだ!


(地図の赤い地域)

アブラヤシの栽培には
年間雨量1,500~2,000mm、最低気温22~24℃、最高気温29~30℃、
日照時間5時間以上の高温多湿な気候が適しているんだ。
世界のパーム油の生産量はマレーシアとインドネシアが全体の85パーセント近くを占めているよ。


↑国別のパーム油生産量、2013 (WWF JAPAN PDF『 持続可能なパーム油の調達とRSPO』
http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/WWF_RSPO_20130807.pdfのデータをもとにグラフ作成)



ズバリ生産量№1なんだ!

パーム油は使い道がたくさんあるだけでなく、
単位面積あたりでの収穫量が他の植物油脂に比べて抜群に高いんだ。
アブラヤシは1ヘクタールあたり最大4トンも生産することができるよ。
(ちなみに菜種は0.59トン/ヘクタール、大豆は0.36トン/ヘクタール)
さらに年間を通して10~12回も収穫できる。生産量が多いので価格も安くなるんだ。



↑単位面積当たりで得られる油の量比較。
圧倒的にパーム油は効率よく生産できる。
(ボルネオ保全トラスト・ジャパンhttp://www.bctj.jp/aboutborneo/palmoilのデータより図を作成 )



どんどん増える生産量!
また、生産する際のコストも安く、1990年代からさらに需要が伸び、
今では大豆油を抜いて世界で生産されるトップの植物油になったんだ。
今後、人口増加や、アジア諸国の所得水準の上昇、バイオ燃料としての期待などについて考えると、
パーム油の需要がさらに伸び,生産量が伸びることが予想できるね。



ぐんぐんのびてるねっ!

収穫できる量、コストの低さ、需要、様々な要因があってこその結果だね!




↑植物油脂の種類・年代別の生産量
(WWF JAPAN PDF『持続可能なパーム油の調達とRSPO』
http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/WWF_RSPO_20130807.pdfのデータをもとにグラフ作成)


      

消費について
 

パーム油は現在世界で1番多く消費されている食物油。
このページではパームの消費にズームしよう!


私たちはどのくらいパーム油を使っているの??
日本人が消費するパーム油の量は平均で1年間に1人当たり4kg。
これは約10平方メートルの土地から採られるパーム油を食べているのと同じことになるんだ。
   


うっそ~!4kgも食べているの?!     
知らなかったよ!

(輸入食品に含まれるパーム油を計算にいれると、さらに多くなるよ。)
パーム油は多くの製品に隠れているのであまり消費をしている実感はないよね。
けれど私たちは知らない間に多くのパーム油を使っていたんだ!

世界ではどのくらいのパーム油が消費されているのかな・・・?


↑各国のパーム油の消費量、2013年
(WWF JAPAN PDF『持続可能なパーム油の調達とRSPO』 http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/WWF_RSPO_20130807.pdfのデータをもとにグラフ作成)



パーム油の消費量は1990年代から急速に需要が伸びていて、これから人口が増えたり、
多くの国々が発展するにつれて さらに必要とされることが見込まれているんだ。



インドやインドネシアは、人口が多いから消費量がずば抜けて多いのかな?

そうだね、インドネシアは生産国でもあるから消費量が多いんだね。
パーム油は安くて加工しやすいからこれからは開発途上国での需要がさらに伸びていくかもね!


2011年の世界全体のパーム油の消費量は約5000万トンだが、 2050年には約7700万トンになるらしい。

すっごく増えるんだねっ! 


 

(WWF JAPAN PDF『持続可能なパーム油の調達とRSPO』 http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/WWF_RSPO_20130807.pdfのデータをもとにグラフ作成)


パーム油って便利だから世界の人がたくさん使うんだね~
ちょっと待って!こんなにたくさんのパーム油を消費して大丈夫なのかな??

次はパーム油を消費することによって起こってしまうことにズームしよう!!

 

 
 
 
 
 
 

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