”ハレー彗星”

この写真はまさに尾がなびいている彗星です。
見事に、それにアップで綺麗に撮影されています。


林由美(当時文1年)
1997年3月9日 3:30〜 露出20分
高橋 FCT76 直焦
高橋 EM-10にて追尾
ニコン New FM2
フジカラー Super G 400 ACE
千葉県東浪見海岸
地球という絶好の観客席で、この美しい彗星が見れてうれしいです
感想:地球という絶好の観客席で、この美しい彗星が見れてうれしいです

ハレー彗星は最も有名にして歴史も深い彗星です。
前にも申したように、初めてハレー彗星を見たのは古代バビロニア人です。
周期の短いものからつけられる彗星番号は158個中、156
周期は76.1年と非常に長いのです。
それでもこれだけポピュラーなわけとは何なのでしょうか。
この彗星が初めて発見されたのは紀元前239年のことです。
これまでに30回、観測されてきました。
しかし、学術的な結果が出るまでには時間がかかりました。
それは1607年、エイモンド・ハレー(1656〜1742)によるものです。

ハレーってどんな人?

ハレーはアメリカにあるオックスフォード大学の研究者でした。
色々な分野に対し、研究をしていました。
ある時、ハレーの名を歴史に残る研究を行いました。
それが彗星についてだったです。
彼はへべリウスの理論、彗星は細長い軌道を描くというものをニュートンの万有引力と結び付けて証明しました。
ここからが彼の彗星に対する人生の始まりでした。
彼は過去の彗星を調査し、ある一つのことを発見しました。
それは「同じような軌道を持つ彗星がある」ということでした。
そう、これがハレー彗星なのです。
過去のデータから周期年数を求め、証明しました。
これが彼の功績です
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