小腸のしくみ
- 小腸のつくり
小腸の内壁には多数のヒダがある。
ヒダの表面は柔毛(柔突起)という小さな突起で覆われている。
- 柔毛(柔突起)
柔毛は長さ1ミリメートルほどの突起で、小腸の内壁に1平方メートルに20〜40本もある。
これによって、養分を吸収する面積が非常に広くなる利点がある。
内部には多くの毛細血管やリンパ管が分布している。
- 養分の吸収
消化された養分は柔毛の表面の細胞を通過し、内部の毛細血管やリンパ管に吸収される。
・ブドウ糖とアミノ酸
->毛細血管に吸収され、血液中の血しょうに溶け込み静脈へ
・脂肪酸とグリセリン
->柔毛内で脂肪に合成され、細いリンパ管に吸収される
*リンパ管に吸収された脂肪は、リンパと共に送られ最後は静脈血と混ざる
ちょっと難関コーナー