発電所の種類

  1. 原子力発電とその他の発電の違い
  2. 原子炉の仕組みの違い
  3. 沸騰水型軽水炉
  4. 加圧水型軽水炉
  5. 新型転換炉
  6. 高速増殖炉
  7. プラントの中での核分裂の様子

原子力発電とその他の発電の違い

        
  1. 原子力発電との発電方法の違い     
  2. 火力発電の特徴     
  3. 水力発電の特徴

原子力発電との発電方法の違い
 火力発電、水力発電などと原子力発電では仕組みに大きな違いはありません。エネルギーによってタービンを回して発電機を回して電気を得ています。それぞれの発電の違いは何を使って湯を沸かすエネルギーを得るか、というところです。原子力発電では核分裂によるエネルギーで水を蒸気にかえてタービンをまわすエネルギーを得ています。火力発電では石油や液化天然ガスなどをを燃やした熱で水を沸かしており、水力発電では水が高いところから落ちる時のエネルギーを利用しています。

火力発電の特徴
 火力発電ではさまざまな燃料を燃やした熱を利用しています。戦後まもなくは石炭が主に使われていましたが、その後石油が使われるようになり現在では重油や原油よりもLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)が使われています。LNG、LPGは硫黄を含まないためクリーンなエネルギーであるといえます。
 火力発電にはいくつかのタイプがありますが最も使われている汽力というタイプについて説明します。
火力発電の方法
水力発電の特徴
 水力発電は戦後まもなくは日本の発電所の主流を占めていましたが、現在では主に1日のピーク時の発電をまかなう役割をしています。水を貯めておき、その水が落ちる時のエネルギーで水車を回して発電機を動かしているので、昼と夜との電気の需要の差によって出力を変えることができるのです。川の流れをそのまま利用しているものやダム(貯水池)に水を貯めてより大きな落差を得ているものなどさまざまなタイプがありますが最も使われているのは1度発電に使われた水を下の貯水池に貯めておき、深夜の電気の需要が少ない時に上の貯水池に戻してまた利用するものです。
 水力発電のいくつかのタイプの中から1度使われた水を再利用する揚水式について説明します。
水力発電の方法

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