1-5.情報量の大容量化とコンピューターの流れ

 加し続ける情報に対処するため、現在は情報の取扱いにコンピューターを導入し、処理を行っている。ここでのコンピューターの仕事は、様々な情報(文章やデータや図など)を自動的に入れ、蓄えて並べ直したり書き換えたり、訂正したり、新しいものを加えたりしながら整理して記憶(保存)しておき、要求があったらそれらの情報をただちに提供することである(データベースの構築)。つまり、現在コンピューターは収集した情報を後で利用しやすいように作り替えてまとめあげ、これを保存しておく役割と、それを手早く提供する役割を担っている。現代のこの情報世界ではコンピューターなくして、社会は機能しないものになってきている。