ワトル（アカシア）とはオーストラリアの国花です。

☆ワトルってどんな花？☆

　ワトルは約1000種あり、その中の約300種もオーストラリアで公式に認証されました。海岸および乾燥した雨量の多い内陸地方 から高山にかけて生息しています。さらに、アフリカなど、世界の暖かいエリアで生息しています。 オーストラリアの初期の入植者たちが、泥を塗りこめたアカシアの枝細工（ワトルワーク）で小屋を建てたことによります。
　初春の9月頃に見ごろで、約10mまで成長し、とげがあります。

☆国花としてのワトル☆

　オーストラリア連邦から紋章として称号を受けたのは1908年です。その後新しく1912年9月19日に国花として登録されました。愛国心を表す意味として花の強さ、および色の美しさ、耐久性などの特徴を採用したものでした。ワトルは1912年に6州のバッジを表わす保護物を装飾したものと一緒に使用されました。 1975年2月14日に女王によって与えられる賞の紋章にも使用されています。ワトルをモチーフにした最高の賞は、金でその紋章を囲う青はオーストラリアを囲む海として使われています。 国際的なスポーツイベントではオーストラリアの代表の人はたいてい緑および金を着用しています。それはワトル基づくためといわれています。