2次元画像生成
ペイント処理


ペイント処理

 線分で囲まれた領域内を一定の色やパターンで塗りつぶすことをペイント処理といいます。アルゴリズムを以下に示します。

(1) 領域内の点の上下左右の4画素を順次ペイントする
 図形内部の任意の画素から出発して、右、上、左、下の順に隣接する画素を調べ、塗られていない画素に色をつけます。これを図形の境界にぶつかるまで繰り返していきます。

(2) 走査線ごとに領域内を判定する
走査線ごとに塗りつぶす方法  各走査線ごとにペイント対象の閉領域の内部の画素であるか、外部の画素であるか判定し、内部の画素を塗ります。

(3)多角領域を複数の三角形や台形に分割する
多角形を三角や台形に分割して塗りつぶす方法  ペイント処理が容易な複数の三角形か台形に分割し、それぞれの領域を順次塗ります。


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