口唇期
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乳児は母親からお乳をもらうことで栄養を摂取します。口唇期の乳児のリビドーはそのことと密接に関係しています。その時期に乳児が快感を感じるのは、そうした栄養を摂取するときで、欲求は母親の乳房を吸うことで満たされます。しゃぶるとか吸うなどの行動自体が乳児に満足感をもたらします。 しかし、すぐに乳児は対象を母親の乳房ではないものにします。なぜなら自分がほしいと思ったときに、母親はお乳を与えてくれるわけではないからです。そのため、自分の体の一部(例えば、指など)を代理として使うようになります。そうするこっとによって母親が協力しなくても快感を得られるようになります。そういているうちに、体の別の部分の興奮を求めるようになり、自分で自分の性器の一番興奮しやすいところを探し出すようになります。そうして、しゃぶったり吸ったりすることから、自慰へと移行していきます。
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