小倉百人一首について
土 佐 日 記
■作者
紀貫之【35】
です 。
■作られた年
平安時代です。
■内容など
延長8年(930年)に
土佐守
とさのかみ
に任ぜられ、4年の 任期が終わって、承平4年(934年)12月21日に国司の館をでて、翌年の2月16日に京の自宅へ帰りつくまでの、約50日の船旅 の様子を女性にみたてて書いたものです。
単なる旅行記や紀行文ではなく、その体験を物語風に描き出した
作品です。 実際にいる人物ばかりではありません。また、この本の中に出てくる和歌の大部分は作者の作ったものですが、中には以 前に詠んだものやその和歌をそれぞれの場面で詠んだ和歌として挿入しています。