平成12年度における産業廃棄物の総量は約4億600万トンです。そのうち建設廃棄物は約20%にのぼる約7900万トンを占めています。

 住宅を解体すると、木くず、コンクリート、ガラス、金属などの産業廃棄物が生じます。これらの分別が解体時にしっかりと行なわれていないと、再資源化の障害になってしまいます。この行為は今や義務付けられています。

 そればかりか、不法投棄の問題を引き起こしてきたため、「建設リサイクル法」のような再資源化のための社会システムができたのです。

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