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登録めざして -取り組み-歴史

朝日が昇る

 成り立ち
約1万年前、それ以前に噴火活動をしていたした山々を覆うように多量の溶岩を流したのが富士山の起源です。粘りけの低い溶岩だったため山の末端まで流れ、現在の円すい型ですそ野の長い形になりました。その後も約400年ごとに大噴火を繰り返しており、最も近年の大噴火は1707年です。

 信仰・宗教
富士山昔から "神の山" として、日本人の信仰と尊敬を集めてきました。富士山信仰によって作られたのが浅間神社です。864年の富士の大噴火(貞観の大噴火)で多くの被害をうけ、これに対して朝廷が「祭礼の怠慢のため神明がたたりを発した」と言ったことから、翌年に浅間明神を祭らせた浅間神社を作りました。

 文学・芸術
日本で最初に富士山についての記述がでてくる書物は「万葉集」といわれています。また「新古今和歌集」では、「田子の浦にうち出てみれば白妙の不二の高嶺に雪は降りつつ」という百人一首にも指定された歌が有名です。また、「竹取物語」や太宰治の「富嶽百景」などにも出てきます。
芸術作品では、葛飾北斎の「富嶽三十六景」が最も有名ですが、多くの芸術作品に描かれてきました。


    

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