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コレステロールが不足するとどうなるか
コレステロールが不足していない場合。
不足すると取り込んだり排出がうまくできない。

え、じゃあ、コレステロールが極端に不足しちゃったらどうなるの!?
そんな疑問を持ったあなた!(ほらそこのあなたですよ!)その疑問の答えがこの項です。

体内のあちこちで重要な働きをしているコレステロールが極端に不足するとどうなるか、といいますと…………
細胞膜には様々な物質を受け渡す受容体(レセプターといいます)というたんぱく質があり、細胞膜の外側にある化学物質やイオンを取り込んだり排出したりしています。
コレステロールが不足してしまうと、この受容体の機能が低下して、様々な不具合が生じます。
えー、たとえば、神経細胞にはセロトニンという神経伝達物質の受容体があるのですが、それが体中の刺激を脳に伝えたり、脳からの指令を伝えたりしています。
皮膚で感じた痛みが脳に伝わるのも、思考や感情もすべて神経伝達物質にかかっているのですが、コレステロールが不足し、受容体の機能が低下すると、神経の伝達がうまくいかなくなる可能性があります。
また、生まれつきコレステロールを作る酵素が働かず体内でコレステロールを合成できない病気というものがあるのですが、この病気では脳の発達が悪く、知能や発育に障害が起きてしまいます。
ちなみに、コレステロール値が低い人にはうつ病が多いことも知られています。
コレステロールが少ないと、神経細胞の幕の部分がうまく働かず、神経伝達物質のセロトニンの受け渡しに影響がでると考えられています。
・・・コレステロールが低いからって、必ずうつになるとは限らないんだから、別に気にすることはないと思いますが・・・。by木実

体内で合成されるもの

コレステロール

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