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コレステロール
そもそも、コレステロールとは一体何ぞや?
コレステロールというのは、脂質(油のこと)の一種で、化学式で書くとC27H46Oとあらわします。
ちなみに、CとかHとかOというのは、炭素(C)が27個、水素(H)が46個、酸素(O)が一個でできているという意味になります。
六角形(一部に五角形)の亀の甲みたいなものがくっついて構成されています。
この亀の甲は、「コレステロール骨格」と呼ばれる、強固な骨格です。
コレステロールはどこにある?
コレステロールは血液中や脳などにも存在していることが明らかになり、1843年には、動脈硬化を起こした血管にたまっていることが突き止められました。
このような発見を通して、コレステロールを大量に摂取すると、血管にたまって動脈硬化が起きるなるのではないかと考えられるようになりました。
コレステロールの働き

コレステロール、と聞くと、動脈硬化を引き起こす悪役的なイメージが強いと思いますが、実はコレステロールは人体になくてはならないものなのです。
生物はコレステロールなしに生命を維持することはできない、と聞くと少し意外というか、かなり衝撃的に聞こえると思います。
「え〜〜!!!今まで信じてきたものは一体なんだったのか・・・!!」みたいに。
ヒトの体は約60兆個の細胞からできているといわれています。
この一つ一つの細胞膜の重要な部分を構築しているのが、コレステロールなのです。
家屋にたとえると、コレステロールでできた細胞膜は家の屋根になります。
家が崩れないようにしっかりと支えているのです。
細胞膜は細胞の構造を支えるだけでなく、細胞の働きとも深い関係があります。
細胞の中には豊富な水分が含まれているのですが、細胞の外側も水分で満たされています。
しかし、水分が勝手に細胞を出入りしていたのでは細胞の内部環境がめちゃくちゃになってしまいます。
コレステロールは水に溶けにくいので、水分の出入りを制限し、細胞の内部環境を維持するのに役立つのです。

・・・知らなかった。悪役と言うイメージが強すぎるんだよね。
そうそう、コレステロールの表記の仕方が変わるらしいよ。別に後で記事の内容を載せておくから、観てくださいネ。by木実
コレステロールについて
不足するとどうなるか
体内で合成されるもの
人体における分布
その他

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