常識としての水

現在、日本には無限にあるかのように感じられるほど水がどこにでもあります。
しかしそれは日本という国にだからこそであり、世界の常識ではありません。
水を汲みに行くのに、片道10Kmを歩いたり、政府が水と戦車を交換したりしています。

今、世界では、多くの人が水不足で苦しんでいます。


水の豊かな日本にいると感じにくいですが、世界の水不足はかなり深刻な域に達しています。

国連の淡水アセスメントによれば、水不足で苦しめられている人は、全世界人口の3分の1。
2025年までには、3分の2にまで及ぶと記されています。

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日本は雨が多く降るため、一見水不足とは関係が薄いように思えます。
本当にそうでしょうか?

日本は世界的に見ても輸入大国です。例えば、牛肉を輸入したとしましょう。
牛の育成に必要な飲み
さらに、その牛のエサとなる膨大な穀物を育てるのに必要な

あれれ?
こう考えてみると、少し考えざるを得なくなるのではないでしょうか。
このような考え方を仮想水呼びます。

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水は、生命を支え、その国の農業生産にも大きくかかわっています。
今、この水をめぐって国家間の紛争が起きています。

複数の国が流域を共通している河川や湖、湖では、このような争いが絶えません。

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