ケープタウン

都市構想

各テクノロジー分野に特化した支援など、テクノロジー分野を幅広くカバーしていることから、テクノロジー分野、デジタル分野を中心とした都市構想となっています。



施設

南アの老舗インキュベーション施設として知られる、ケープタウンのシティ(CiTi :The Cape Town Innovation and Technology Initiative)の最高経営責任者(CEO)イアン・メリントン氏は「1999年にケープタウンに創設されたアフリカで最も歴史があるインキュベーション施設の1つ。非営利団体として運営されている。特に、テクノロジー分野のスタートアップ支援においては域内随一の規模を誇る。国際NGOのオックスファムの「起業家開発プログラム(EDP) 」の下、直近3年間に416のビジネス案件を支援し、1,300人以上の雇用創出に貢献した。20年の経験と実績を通じてケープタウンのエコシステムの中心的役割を担っている。」と語っています。



歴史

アパルトヘイト政策が廃止された後、アフリカーナー居住区に多くのアフリカ系カラード(有色人種)が移住しました。しかし、多くのカラードが職を得ることができなかったため、一部の失業者により犯罪が多発し、市内の治安が極端に悪化しました。しかし、白人や一部の時代の流れにうまく乗ったカラード達は、最も危険なダウンタウンから10キロ程度離れたサントン地区に移住しました。そこは経済の中心となっており、スマートシティとして発展を続けています。



日系企業との関係

イアン・メリントン氏は、「日本企業との連携の可能性は複数の方法があると思う。まずは、日本企業が前述のBEEの「企業およびサプライヤーの発展」を通じてスポンサーとなることだ。ほかにも、日本企業との交流を目的としたハッカソンイベントの実施や、日本と南アフリカ共和国のスタートアップハブのベストプラクティスの共有などが挙げられる。」と語っています。



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