光合成とは
ここまでは、生態系の変化について話してきましたが、ここからは光合成がもたらす生態系の影響について考えます。
光合成とは、簡単にいえば「植物がエネルギーを作っている」ことです。
植物は、生きるために糖を作ります。これを作るときに、二酸化炭素が原料になって、排泄物として、水と酸素が発生するのです。
ちなみに、正確な化学式にするとこうなります。

少し難しいかもしれませんが、言葉に直すと、
二酸化炭素+水+光(触媒)→ブドウ糖+酸素+水
ということです。
生態系との関わり
光合成は、人間を含む生態系に大きく関わっています。
二酸化炭素を吸収する機関は植物の他に海がありますが、海には吸収の上限があり、また酸素を発生させる機関は植物以外にはありません。
今は環境問題を意識する人が増えましたが、その過程でも二酸化炭素が大量に放出されています。こうしている今も少しずつですが増えています。
この危機感は私たち人類の存亡が危ういからでしょう。しかし、この問題は地球にある全てのものが私たちと関わりを持っていることを意識できれば、事態が悪化する前に気づけたと思います。
生態系も関わりあるものの一つで、食糧の確保などの面で問題になっています。
まずは、生態系が多くの面で私たちと関係していることを意識すべきでしょう。
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