ThinkQuestに費やした半年間を振り返って私が思ったのは、この活動は決してコンピューターによるウェブサイト製作に限られたものではないということです。最終的にはチームで作り上げたウェブサイトを作品として提出するわけですが、製作の過程にも得たものが多くありました。 まずは、チームワークについて深く考えさせられたということです。このチームは各自がThinkQuest以外にも様々な活動を行っているため、メンバー全員が集まる機会を設けるだけでも一苦労でした。そんな中、リーダーとしてみんなの意見をまとめ、効率よく作業を進める方法を確立するには多くの試行錯誤を要しました。そして、製作が進むにつれて、メンバーの一人一人が持っている力は、互いに連携が上手く取れるようになってはじめてチームとして発揮されるのだということを感じました。 また、画像の使用許可などについて外国の人とたくさんのメールのやり取りをする中で、インターネットの持つ力を強く実感しました。互いの顔は分からないけれども、確かに相手はこの地球上にいる。当たり前のことであるはずですが、アメリカに住む人に送ったメールの返信がほんの10分ほどで来たときには不思議な心地がしました。 苦労もあり、喜びもあり、様々な経験を経て出来上がったこのウェブサイトは、チームの多様性を上手く活かした作品に仕上がったと思います。
こんにちは!動画製作担当の熊谷です! 私はこのサイトでは主に動画の製作と文章を担当しました。また、みなとみらいでの取材では写真撮影を行いました。 このサイトで私が最も力を入れたところは、マインドマップの説明ムービーです。 どのようにしたらわかりやすく、聞き取りやすく説明できるかというのは大きな課題で、今でもそれが完璧に行えていたとは思えませんが、それなりにわかりやすくしゃべることが出来たのではないかと思います。 また、「インフォグラフィックス」をテーマとしてウェブ製作をするうちに、私たちはこの技術に日々助けられているのだということがわかりました。たとえば、私の趣味のひとつである電子工作の真空管ピン配列図なども、その例といえるでしょう。このことについては「室内のインフォグラフィックス」で述べていますので、もしよろしければごらんください。 このような新しい視点も、このウェブ製作を通じて得ることが出来ました。 私は、このウェブ製作を通じて何かを作り出すということがいかに難しいことかということを身を持って知ることができました。このような体験をさせてくれた黒木君には本当に感謝しています。このような経験によって得たものを日々の生活に生かしていくことを日々の目標にしていきたいと思います。
私たちは4月から準備をしてきました。夏休みも週に何回か集まり、ミーティングをしたり、動画の撮影をしました。私が一番苦労したのは、トップのイラストとそのフラッシュ加工です。最高のものができるまで、何度も手を加え、四苦八苦してようやく完成しました。パソコン作業が好きでなかった私でしたが、だんだん完成していくにつれて、達成感がわくようになりました。そして、仲間や先生と手をとり、完成できました。仲間や先生がいたからこそ、できたことだと思います。
私が今回この『ThinkQuest』に参加したのには理由がありました。 私は中学3年の頃人間関係が上手くいかず、途方にくれていた時期がありました。 人と接することがあまりなかったため、一人でひたすら独学でパソコン関係の知識を学んでいました。 もともとパソコンが好きで3歳の頃から遊んでいました。 しかし、いつでも自分のために一人で活動するばかりでした。 そんな中、学校でこのコンテストの存在を知り、「自分の知識がどこまで人のためになるのか?」 と思い参加を申し込みました。 Flash担当だったのですが、途中1つのエラーに5日も悩んだりして、正直辛かったです。 しかし、こうやってなんとか1つのプロジェクトがやり遂げられたのがうれしいです。 これからも困難に突き当たってもあきためない精神を持ち続けたいです。
僕はメンバーの中で誰よりも機械に弱く、コンピューターに関する知識は全くと言って良いほどありませんでした。それでもいつも自分を引っ張ってくれる仲間の力になりたかったので、自分が出来る仕事を懸命にやりました。この作品を作り上げていく上で、時には苦しみ後悔することもありましたが、メンバーの頑張る姿を見ることができたり、各自の考えを共感することができたりなど、仲間と共に貴重な経験ができたことを誇りに思います。僕たちの思いが一人でも多くの方に共感して頂けたら嬉しいです。
チームのコーチ ・小林道夫先生
討論会に参加してくださった先生方 ・小林先生 ・岩佐先生 ・斎藤先生 ・柴田先生
インフォグラフィックスの写真を提供してくださった方々 ・菊池先生 ・岸先生 ・ソウルのドクソ高校のヤン先生と生徒の皆さん ・テイラー先生