教育への応用
インフォグラフィックスは教育にも活用されています。
その一例として、農林水産省のホームページには、日本の食料自給率の現状を分かりやすく解説してくれるビデオがあります。今後の日本がどうあるべきかを分かりやすく伝えるため、このビデオにはインフォグラフィックスの技法が取り入れられています。そこで、ここではその技法が動画にどのような影響を与えているのかを見ていきたいと思います。
上のリンクから、動画のページにアクセスしてみてください。
この動画では全編を通して「物事のキャラクター化」が行われています。たとえば農村の高齢化が進み、耕作放棄地が増えていくシーンでは、農作業をしていた人が徐々に腰の曲がったおじいさんになっていき、若い人が畑から離れ、その土地が荒れ地に変化していきます。ここでは、インフォグラフィックスが「情報を直感的なものにする」という働きをしています。 |
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