政府レベルで取り組むべきこと、それは個人ではなかなか出来ないが食糧問題解決に向けて国全体で行う
べきことです。日本は食糧廃棄が非常に多く、特に「食べ残し」や「食品ロス」が多いと言われています。
自分の国の問題から解決していかないと他国は助けられないので、私たちFOODレンジャーは、まず解決
すべきは食糧廃棄の量だと考えました。
具体的な対策としては、「お持ち帰り制の推奨」が適切ではないかと考えています。
現在、アメリカではレストランから食べきれない分はタッパ―などに入れて持ち帰ることが、あたりまえのこととして行われています。
レストラン等でお客が食べ残したものは、当然廃棄されますが、お客自身が
持ちかえれば捨てる必要がありません。私たちはこれに注目しました。
なぜ「お持ち帰り制の推奨」を政府レベルで行うべきなのか、それは日本では「持ち帰る」ことが定着していないからです。 個人としては店側に言いづらいということも大いにありますし、店側も特に気に止めていないところが多いと思われます。 これでは動くに動きづらい状況なので、「持ち帰る」を”あたりまえ”のこととして広く定着させるためにも、政府として「お持ち帰り制」を推奨すべきだと考えました。
図のように「お持ち帰り制」を国全体で行えば、かなりのロスを減らせます。
実際に定着している国もあることから、個々の意識を変えていけば不可能ではないことだと思われます。
日本人ひに幅広く「持ち帰る」ことを定着させるためにも、政府レベルで大きく推奨すべき制度ではない
でしょうか?