イラスト・漫画・工業デザイン(出版社)
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最近の漫画は、曲線の線・スクリーントーンで背景を描いてしまうものが多いですが、
やっぱりペンでしっかり描きたいですよね。
ここでは、

遠近法&構図

について紹介します。

遠近法

遠近法

立体的な物・奥行きのある物を描く時、

「近くの物は大きく、遠くの物は小さく」

描く のが基本ですが、壁や床を描くときはちょっと違います。

一点透視

この方法は『一点透視』といい、天井・奥行きが正しく描けます。
一つの点に向かって、立体を描きます。
太い線が、目線です。
(”一つの点”『消失点』といい、ここで物が見えなくなります。)

二点透視

この方法は『二点透視』といい、二つの壁が見える場合の時に使う立体の表現の仕方です。
太い線が目線です。
二つの点に向かって(消失点)描くと、曲がり角とかの角度のある物を描くのに便利です。


構図

漫画では、ちょっとありえない大袈裟な表現を使ってOK!!

効果線を入れたり…

効果線


人物をアップで写したり…

アップ


人物を奥に写したり…

奥


上からや、下からも…

ふかん あおり


遠近法の強調をしたり…

強調


上下ひっくり返しや、

上下反転


背景の歪みなども…!!

歪み

こんなに沢山の描き方がある背景。
描いてみたくなりましたか??

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