イラスト・漫画・工業デザイン(出版社)
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前のページまで、一つ一つ細かいことをやってきました。
さあ、いよいよ漫画を描いてみましょう!

漫画の道具"

いきなり、原稿用紙!!!!…なんてことはしません。
始めは、お話の構成を考えましょう!

@、まずは、描きたい漫画の話を考え、そのお話をどんどん頭に広げていきます。
そして、あらすじを紙に書いたり、パソコンで打っていきます。

A、@の作業が終わったら、コマ割りや台詞を決めて(『ネーム』という作業)、原稿用紙にシャープペン(鉛筆)で 下絵を描いていきます。

ネーム下絵

B、下絵が描き終わったら、後はなぞるだけ。
ここでトーンを使ったり…模様をしっかり描きます。
簡単に言うと、腕の見せ所ですね!


物語を考える上で、一番大切なのは『起承転結』です。
特に、『結』の部分は見せ場です!
1ページや、見開きを使って表現をすると人の心に残りやすくなります。

皆さんも思い出に残っている漫画はあると思います。
そういう漫画を真似してみるというのも一つの手ですね。


漫画のコマ割り&吹き出し


コマ割りの基本は、右から左へ・上から下へですが、
先ほども言ったように、見開きなどを使って表現を大袈裟にして表す事もあります。
ここでは、大げさな表現の一部を紹介します。
タチキリ…絵が枠からページの端まで出ること。
ぶち抜き…縦に何コマ分かコマを割ること。
見開き…二ページにわたって絵を描くこと。
詳しくは上の原稿(漫画の描いてある紙)を見て頂ければ分かりやすいです。
(↑はタチキリが右下に描いてあります。)
他にも、コマ割りはトーンを使ったりも出来ます。

吹き出しは、色々あります。

吹き出し

自分の見せたいことを一番伝える吹き出しにするのが一番です!



ちょこっと補足。

原稿用紙には、色々な重さがあります。
筆圧が強い方ほど、軽い原稿用紙が合います。
筆圧が強いと紙が彫れてしまい、消しゴムで下絵が消えなくなってしまうのを防ぐためです。
筆圧が弱くても、カッターの力が強い方は重い原稿用紙を使うのをお勧めします。

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