よくテレビなどのメディアで、「淡水は0.01%しかないから貴重だ」といわれています。
果たしてそれは本当でしょうか?
使える淡水が0.01%しかなくても、それが人類にとって十分な量であれば水が不足することはありません。
年間で、陸から河川を通って海へと流れる水は4万〜5万立方キロメートルで、人類が年間で利用している総量は3800立方キロメートルです。つまり人類は利用可能な水資源の約一割しか使っていないことになります。地球上には十分の水があるといえます。
ではなぜ、世界には水不足で苦しむ人がいるのでしょうか。