株主とは
「株主ってなんだか格好良いよね。重要人物みたいだ」 |
「実際に重要な人なのデスヨ」 |
「ほんとうに!?」 |
「ハイ,会社の経営に大きく影響するノデス」 |
「どんな風に?」 |
「・・・実はよくわかりまセン」 |
「まず、株主総会に出席できる。株主総会とは会社と株主の大きな会議のことじゃ」 |
「大きな会議?学級会議の大きいバージョンみたいなもの?」 |
「まぁ、大体そう考えて良いじゃろう」 |
「やったぁ!」 |
「2人とも株主総会のことを話しているね。 では、株主総会で何が話し合われるか知ってるかい?」 |
「会社の活動方針の説明とかデスカ?」 |
「そうじゃ。”うちの会社ではこんな目標があってそのためにこんなシステムを使い結果はこうなりました”というようなことを株主に報告するのじゃ。 会社は株主に自分の会社の経営状態を正しく知らせなくてはならないという義務があるからのう」 |
「会社の経営状態を正しく知ることは株に関わるうえでは重要なんデスネ」 |
「そうじゃ。他にも監査報告を知ることも大切じゃな」 |
「かんさほうこく?なにそれ?」 |
「会社の収入と支出を株主に知らせることじゃよ。 株主総会では検査報告をする監査役と、他に取締役を選ぶのじゃ」 |
「どうやって選ぶの?多数決とか?」 |
「さすがにそれはないでショウ」 |
「そのとおり!株主は株1つにつき1票ずつの票をもっておって、 それを使って多数決を行うのじゃよ」 |
「株一つにつき一票なら、株が多いほど自分の意見を反映させれるね」 |
「そういうことになる。また、株主総会は会社の経営のあり方を株主が監視する場でもある。しっかりと正しい経営をしているかどうか、株主はチェックしなければいけないのじゃ」 |
「まさに重要人物デスネ」 |