各国はどういう取り組みをしているんだろう? PART2
世界の中でもエネルギーの消費量が多いために、とてもエネルギー問題に力をいれている中国についてみてみましょう。
●中国のエネルギー事情
・2009年にエネルギー消費量が世界第1位に
・2009年、世界の自然エネルギー発電量は8000万kW増加し、そのうち中国が3700万kW
(約46%)。
・2009年、風力発電は世界第2位の発電量(2008年は第4位)
・2006年〜2009年は太陽光発電に必要な太陽電池の生産量が世界第1位で、世界全体の約
30%を占める。
●中国のエネルギー
1. 温暖化に関しては、国連に提出した「自主行動計画」(2010年1月)において、2020年まで
にCO2のGDP排出原単位を2005年比40−45%削減、非化石エネルギーの利用目標として
7.5%(2005年)から15%(2020年)まで拡大、森林面積を4千万ha増加させる。
2. 安定供給と高効率のエネルギー産業体制構築を図る。
3. 産業・技術開発に関しては、「市場大国」から「産業強国」を目指す。
4. 二酸化炭素回収貯蔵(CCS)や再生可能エネルギー産業、また自動車など裾野の広い関連産
業分野を低炭素化しつつ、それを通じてこれらの産業の振興も同時に図る。
以上の調査で分かった通り世界各国でも再生可能エネルギーに力を入れているようです。
つまり世界のエネルギー政策を調べて私たちが確信したのは、「再生可能エネルギーが、エネルギー不足や有害物質の排出問題などを、解決する糸口になる!」ということです。
そこで私たちは次に、再生可能エネルギーについて詳しく調べることにしました。