各国はどういう取り組みをしているんだろう? PART1
まず、エネルギー問題に関心の強いヨーロッパ各国のエネルギー政策について見ていきましょう。
フランス : 電力消費ピーク時の料金を11倍にして消費量を
抑制する対策をとっています。
スウェーデン : 炭素税などの導入により化石エネルギーは
半減、自然エネルギーが全体の4割
を占めています。 2050年にはさらに、化石エネルギー消費を半減させ、大部
分を自然エネルギーにする予定です。
デンマーク : 自然エネルギーの利用を拡大(風力発電は15年間で 100倍に)することによっ
て、エネルギー自給率5%(70年代)から、現在は自給率110%にまで引き上げ
ました。さらに今後30年でエネルギー消費を2割削減し、自然エネルギーは全体
の1/3にする予定です。
ドイツ : 電力消費を押さえ、脱原子力、脱石油を実施しています。風力はすでに世界一の発電
量を誇り、 フライブルグ、アーヘンなどの都市は自然エネルギーでエネルギー自立
都市を目指しています。
「各国はどういう取り組みをしているんだろう? PART2」に続きます。