バイオマス発電って?
バイオマス発電とは、植物などから得られた有機物をエネルギー源として利用するものです。
バイオマスとは有機物なので、状態変化ができます。
なので、「建築に使われた木くずから固形燃料を作る。」「サトウキビから液体燃料を作る。」「家畜の排泄物から気体燃料を作る。」なんてことができるのです。
メリットとしては、必要に応じてエネルギー量を調整しやすく、捨てるはずであったゴミなども資源として活用できるということがあげられます。
しかしデメリットとして、「有機物を燃やしているので二酸化炭素が発生してしまう」ということや、「世界には食糧が足りなくて飢えている人がいるのに、食糧であるサトウキビやトウモロコシをエネルギーのために使っていいのか?」という倫理的な意見があがっています。