地震は予知できるの?

地震の前兆を感知

岩盤にたまったひずみが大きくなると地震が起こるとされています。今、この現象が起こっているとして注目されているのが静岡県駿河湾を中心とする東海地方です。 東海地方はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあるにも関わらず長い間地震が起きてなく、ひずみがたまっていると思われています。
そのためこの地域には地震の前に海のプレートが陸のプレートの下に大きく滑り込む「前兆すべり」という現象をとらえるため歪計などが設置され気象庁が24時間監視しています。
しかし、こんなにも準備しても100パーセント地震を予想することはできません
2005年の福岡県西方沖地震など専門家がまったく予想もしていなかった地域で発生する場合もあるのです。

うわさに惑わされてはいけない

「地震雲が発生するともうすぐ地震が起こる」といううわさがありますが、まったく科学的根拠がありません
根拠の曖昧な情報に惑わされるよりも、いつ地震が来ても大丈夫なように準備することが大切なのです。