地震について表すときに「マグニチュード」「震度」などの言葉が使われています。
しかし、この言葉の意味を正しく理解して、見ていますか?
このページではこの二つの言葉について解説しています。
マグニチュードとは地震そのものがもつエネルギーを表したものです。
そのため、一度の地震につき一つしか数字はありません。
マグニチュードが一つ大きくなると約32倍になります。
震度は各地で感じた揺れの強さを表したものなので、震源からの距離によって数字は異なります。
震源からの距離が近いほど震度は大きくなります。
震度0 | 人は揺れを感じません。 |
震度1 | 屋内にいる人、静止している人など注意深い人のみが感じる。 |
震度2 | 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。吊り下げているものなどが揺れる。 |
震度3 | ほとんどの人が揺れを感じる。家具が揺れる。 |
震度4 | 眠っていても気づく程度。家具が揺れ、置物などが倒れる。 |
震度5弱 | 多くの人が机の下に隠れるなど身を守る行動を急ぐ。窓ガラスが割れたり、ブロック塀が崩れたりする。 |
震度5強 | 多くの人が行動に支障を感じる。タンスなどの重い家具も倒れることがある。 |
震度6弱 | 立っていられなくなる。タイルや窓ガラスが破損し、ガス管、水道管に被害が生じる。 |
震度6強 | はっていないと動くことができない。扉が外れて飛ぶことがある。耐震性の低い家屋は倒れてしまう。 |
震度7 | 自分の意志で動くことができない。ほとんどの家具が大きく動き危険。耐震性のある建物にも損害が出る。 |