町を はずれ とちゅうの 野原までやって来ると、おじいさんは おじぞうさまを みつけました
「おぉ、おぉ、お気のどくに。こんなに雪に さらされて さぞ お寒いじゃろうに」 おじいさんは そう言うと、おじぞうさまの 体に つもった 雪を はらって あげるのでした。