ストレス対処とは

　ストレス病にかかってしまったら、もう体の自己修復能力だけに頼っているわけにはいきません。病気にかかったら薬を飲んだり安静にしたりするように、私たち自身も何か行動を起こさねばならないことがほとんどです。
　ここでストレス対処が必要となってくるのです。

　ストレスが発生してそれを認知した時、人はストレスを排除しようとして行動を起こします。その行動を「ストレス対処」といいます。
　ストレスを感じなければストレス対処は行わないし、行う必要もありません。だからストレス対処を行うのは精神的ストレッサーが働いた時のみといえます。

　ストレス対処は、刺激（ストレッサー）から自分自身を守る為にストレス反応が起き、それが過剰になり過ぎて逆に体に有害に働いた時、これを抑える役目を持っています。
　しかし、対処法が失敗してしまうと、その対処法自体が新たなストレッサーとなって悪循環を生むケースがあります。

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