並べ方


   ★並べる

並べる札

まず、一対一に競技する相手(対技者)と向き合って座ります。
さて、向かい合って着席したら、
「よろしくお願いします」と簡単に挨拶し
札を箱から 取り出しましょう。札とはもちろん取札のことです。
普通、競技かるたに使用する札は、
取札と詠札が別の箱に入っています。
取札を百枚取り出したら、裏返しにしたまま、
良く両手でかきまぜます。
そして二十五枚を取り出します。
相手も自分もニ十五枚を取り終えたら、
残りの五十枚の札を箱に戻し、
邪魔にならないように片付けておきます。

ということは、並べなかった五十枚の札は
詠まれても場にない札ということになります。
これを空札と呼びます。
この、空札があるから競技かるたの面白味が増すのです。

並べ方

自分で取った二十五枚の札は、
自分のほうに文字を向けて並べるわけなのですが、
これには並べ方の決まりがあります。
横はハ十七センチメートル以内
に並べなければならず、また、
縦は相手の上段の札から三センチメートル離して
上段・中段・下段と三段に並べなければならないです。
そして、自陣の上段と中段および中段と下段の間は
一センチメートルの間隔を開けます。
並べ方については、下の図を参照してください。








そして、この札を並べられる最大限のスペースを「競技線」と言います
(なお、札は各段に またがって並べてはなりません。下図を参照してください。


自分の側の競技線内を自陣と言い、
相手側の競技線内を敵陣と言います。
次に札を並べる際にどのような並べ方をするか
というこ とが大きな問題となります。
上の句並べ、下の句並べ、札番号順並べ、作者別並べなど
いろいろな並べ方がありますが、
自分に取りやすく相手に取りにくい並べ方というのが
ーつの理想だといえます。
この自分なりに決まった並べ方を「定位置」といいます。
次は定位置についての簡単な説明をします。

定位置

定位置とは、自分が決めた札の決まった並べ方です。
これを、確定させておくと、非常に有利です。
例えば、暗記時間も自陣はあまり時間をかけずに
憶えることができますし、取るスピードもはやくなります。

一般的にいえることは、
友札はあまりくっつけすぎないことや、
大山札は囲み手でとれるように利き手の下段に置くことでしょう。
もっと詳しいことは最後のページからリンクしてあります。



並べ方はわかったでしょうか
つぎは暗記時間です
がんばりましょう



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