五月五日の「端午の節句(節供)」には、鯉のぼりを立てたり、武者人形などを飾ったりします。
その飾りの前で新聞紙などでかぶとを折り、そのかぶとを子供にかぶせて写真を撮るなどして男児の健やかな成長を祈ることが行われています。
(武家では男子のお祝いとして、甲冑(かっちゅう)や刀などを飾り、たくましく成長するように祈りました)
これがのちに形を変えて、武者人形飾りとなり、鯉のぽりは滝をさかのぼる力強い鯉にあやかったものとされています。
現在では五月五日の「端午の節句(節供)」は
「子供の日」として国民の祝日になっています。