葉

木材の行方

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日本は木材自給率が年々下がっていて、1990年には26%にまで低下し、世界有数の木材輸入国になっています。そのほとんどは東南アジアの熱帯雨林の木です。
木材として伐採された木は、日本ではほとんどが建設用に使われています。コンクリートを流し込む方に使うのです。しかし、このために使われた木は2、3回使う程度でほとんど使い捨てられています。
また、 まきや炭などの燃料としても使われています。
私たちが身近に使っているものにも、木でできたものはたくさんあります。 どんなものがあげられるでしょうか。
私たちに身近な木で作られたものとしてあげられるものは紙や家具や割り箸などがあげられます。
テストの用紙、雑誌、プリクラシート、トイレットペーパー……これらは全部が紙、つまり木からできています。 あなたが一日で使う紙の量が大体どれくらいなのか、考えてみてください。
また、割り箸は多くの飲食店、旅館などで使われています。一体どれだけの量の割り箸が、一日に使われるのか想像できますか。
この次のページでは紙と木と私たちの関わり合いについて触れていきます。
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