原始地球

 

誕生したばかりの地球は原始地球と呼ばれ、原始地球が現在のような地球の大きさ、様子になるま約1億年かかったといわれている。

 

*原始地球の形成

原始地球は微惑星の衝突により形成された。銀河系の中には密度が高く、お互いの引力によって吸い寄せられ、円盤状にガスや塵がまわっているところがある。この部分を星間雲といい、太陽系もこの中のひとつである。原始地球はさらにその太陽系の中で誕生した。激しく回転する円盤の中で、塵などの微粒子はくっつき合い、微惑星となった。そしてその微惑星も互いにくっついたり衝突、合体を繰り返すことによって徐々に地球のような惑星が形成されていったのである。

原始地球にはまず微惑星が衝突脱ガスによって放出された気体で原始大気が形成された。そして原始大気にたまった水蒸気が雨となって地表に降り注ぎを形成した。やがて大陸ができ、海の中では生物が誕生した。こうして徐々に今の地球はできあがっていったのである。



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