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オゾン層
地球のまわりを取り囲む層。高度約20〜50kmにあり、太陽からの紫外線を吸収している。 オゾン層が形成されたのは今から約4億年前。約20年前、海中の酸素濃度が飽和状態にまで達し、空気中に酸素が放出されるようになった。空気中の酸素(O2)は紫外線に作用されてオゾン(O3)という物質を作った。そして何億年もの時をかけてオゾンは増やされていき、やがて層を形成するようになった。これがオゾン層である。
生命の遺伝情報はDNAによって伝えられるが、紫外線はそのDNAを破壊してしまう。紫外線を吸収するオゾン層ができたことによって、生物が地上でも安全に生活できる環境が作られたのである。こうして約4億年前以来、生命は陸上で生活できるようになったのである。
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